キム・ミンジョン独占インタビュー&記者会見!(2013/5/2配信)

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キム・ミジョン

キム・ミンジョン独占インタビュー&記者会見!(2013/5/2配信)


ーすごくかっこいい!お人形みたいですね。

 何も出ませんよ?(笑)


ー「紳士の品格」でキム・ミンジョンさんはチェ・ユンという役でしたね。本当に面白いドラマで楽しく拝見しました。客観的に見て「チェ・ユン」という人物はどういう人物でしたか?

 「紳士の品格」の四人衆の中で一番賢いけれども痛みを抱いている人物ですよね。妻と死別という傷を負っていても、友達にはその傷を見せず自分なりに懸命に生きる人物です。

 情に厚くて、 友達との義理も大切にする思慮深い男性ですね。でもその傷をどう解釈したらいいか悩んだんですけど、作家さんには“苦しまないでほしい”と言われました。

 もともと、チェ・ユンは傷を負っている人物なのだから、苦しんでいる人物を苦しいと表現するよりも苦しんでいても苦しくないように表現してほしいと言われたので、むしろ自信あふれる姿を表現しました。

 基本的には傷を背負っていても、自分に自信を持って生きている人物だと思います。


ー恋愛の部分はどのように演技しましたか?

 かなり年下の女性とのラブストーリーなので、見た目にも気をつけましたよ。よくない習慣なんですが、僕は撮影期間中でも気分がのってくると、お酒を飲むこともあったりして節制が苦手なんですが、「紳士の品格」ではできる限り節制しました。

 自分に誓ったんです。 今回は顔の映りに気をつけないといけないから、撮影中にお酒を飲まないぞって。だから撮影期間中には一度もお酒を飲みませんでした。


ー本当ですか?

 一度も…って言うのではなくて(笑)とにかく撮影前日は、本当に一度もお酒を飲みませんでした。それくらい、この作品に没頭していたんです。 撮影のない日も、緊張感が続いていましたね。肌のお手入れにも気をつけていました。


ードラマには4人の女性が登場しましたよね。その中でも一番積極的で若い女性がお相手となりましたが、実際にはこの4人の女性の中で、誰が理想のタイプですか?

 そうですね…メアリって言うべきですよね?!僕をあんなに大切に思ってくれて愛してくれたんですから。


ーあんなに好いてくれましたしね。

 現実でも僕のことを、大切にしてくれて、愛してくれる女性がいたら、どんなにいいだろうって思ったりしました。年の差もずいぶん離れているので、現実的に可能だろうかと思ったりもしましたが、やはり厳しいでしょうね。親友の妹だからです。

 そして妻と死別して痛みを抱えている人物なのに、一番大切で大好きな友達の妹とのラブストーリーが果たして成り立つのかを考えましたが、現実的には厳しいと思います。でも、ドラマだからフィクションだからと思って、ラブストーリーを楽しみました。


ーそうだったんですね。印象に残ったシーンのひとつが、少女時代のスヨンさんの前で踊るシーンです。まわりの反応はどうでしたか?

 思いがけないシーンでびっくりしたけど、面白かったと言われました。


ー面白かったと!

 「紳士の品格」を書かれた作家のキム・ウンスクさんは、少女時代の中でもスヨンさんのファンで、スヨンさんもキム・ウンスクさんの大ファンだったんですね。初めての台本読みの時に、キム・ウンスクさんにスヨンさんと親しいのかと聞かれたんです。

 親しいですと答えたら、“彼女と電話で話したいんだけど”と言われて、電話をかけて。“スヨンさん、ドラマにぜひ友情出演してください”と。それでスヨンさんもOKしたんです。

 でも、よりによって一緒のシーンで、しかも目の前で踊ることになろうとは…台本を見た時はビックリ仰天でしたよ。スヨンさんや、皆の前で…僕は元々ダンスが苦手で下手なんです。どうしたらいいものかと…撮影前日悩みに悩んで。撮影はどんどん近づいてくるし…。

 それで少女時代の実際のダンサーチームにワンポイントレッスンを受けました。歌の中で一番重要なポイントになるダンスをいくつか教えてもらって現場で踊ったんですけど、撮影時間がとても長く感じられて苦痛でしたね。


ーそうだったんですね。私たちはとても面白いって観てました。キム・ミンジョンさんのダンスなんてなかなか見れないじゃないですか。

 編集の技術のおかげです。もちろん撮影には一生懸命臨みましたが、撮影中はずっと、穴があったら入りたい、死んでしまいたいって気持ちでした。でもやらなければならないので、避けられないのなら楽しんでしまおうという気持ちでやりました。

 早く終わってほしいのに…今回の監督さんは撮影のテイクが多い方だったので、苦痛の時間が続いたんですが、面白いシーンになったようなので満足しています。


ー「紳士の品格」の男性4人は本当に仲が良さそうにみえました。面白いエピソードや思い出に残っているシーンはありますか?

 4人とも本当に仲良しなんですよ。ジョンヒョクさんだけは…「紳士の品格」をきっかけに初めて親しくなりましたが…撮影初日から呼吸もぴったりでした。それで笑ってしまってNGを出したことが何度もありましたね。


ーそうだったんですね。

 お互いに笑っちゃって…また、他のシーンではアドリブはだめだったんですが、プロローグでは監督がアドリブをOKしてくれたので、プロローグの撮影は面白かったですね。 アドリブを入れても大丈夫だってことで。

 また、キム・スロさんが…アドリブの魔王であり、大王じゃないですか(笑)彼にはたくさん笑わせてもらいました。


ーでも、負けていませんでしたよ。キム・ミンジョンさんも予想以上に面白いアドリブを見せてくれました。

 みんながそれぞれのアドリブを出してくるので、僕はその状況に会ったアドリブを入れてみただけです。チャン・ドンゴンさんも自分を脱ぎ捨てたアドリブを見せてくれましたよね。ずいぶん前のことになってしまいましたが、今でも現場での思い出として残っていますね。楽しかったです。


ーメアリは今も胸の中に残っているんでしょうか?すべての撮影を終えてみて、メアリはどのような存在でしたか?

 文字通り永遠に「こだま(メアリ)」のように響くメアリでした。あんなラブストーリーはもう演じられないのでは?とも思います。メアリとは、すごく爽やかな恋愛でしたよね。記憶の中で今でも「こだま(メアリ)」のように響いている存在です。


ー今回、日本に来られていかがですか?

 実は、昨年も「紳士の品格」で共演したキム・スロさんと番組の収録で日本に来ました。いつ来ても日本はとてもきれいで、料理も韓国料理とは違うけどとてもおいしいし、情感豊かなところなので大好きです。


ー日本を旅行するとしたらどこに行きたいですか?

 以前、撮影で行った札幌です。やはり冬に行きたいですよね。3泊4日での撮影で行ったんですが、ずっと雪が降っていたのが思い出でとても良かったですね。

 僕はもっと地方に行きたいと思っていて「ATHENA-アテナ-」の撮影で行った鳥取も印象に残っています。地方はどこも静かだし、中心部に出てもとてもきれいですよね。田舎の小さな居酒屋で…


ー伝統居酒屋みたいな?

 そういう店で、寒い日に熱燗を飲みたいです。


ーまたお酒の話に…!

 僕は生ビールが好きなんです。


ー“生ビール好き”なんですね。

 アサヒの生ビールが大好きなんです。


ー日本の生ビールっておいしいですよね!

 おいしいですよね!


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ここで一度インタビューは終了です。
ここからは、ファンミーティング直前の記者会見が始まります。


久しぶりにご挨拶させていただきます。お会いできてうれしいです。改めましてキム・ミンジョンです。よろしくお願いします。


ー「紳士の品格」が韓国で大人気となりましたが、このドラマが愛された理由は何だと思われますか?

 韓国では新しいジャンルでした。 40代の愛情と友情の物語でした。でも、不思議と10代の人からも人気があったんです。おじさん世代にもああいう友情と愛情があるんだなぁと、そこに大きな共感が集まったんだと思います。

 僕自身もこのドラマ撮影をしながら、まだ自分も老け込んではいなかった、新たな人生がまだあるんだと、そんな希望を感じることができました。


ー「紳士の品格」が5月2日からテレビ東京の韓流プレミアで地上は初放送となりますが、このドラマを初めて観る方に向けて注目ポイントを是非教えてください。

 日本のドラマで、過去にこうした内容のものがあったかどうかわかりませんが、40代の中年の生き様はどういうものなのかという疑問があったんだと思います。「紳士の品格」には新しいアプローチによるポイントがやはりあると思いますね。

 だからといって、韓国がの40代が皆あのドラマのようだというわけではありません。ドラマですので…フィクションではありますが、40代の中年への希望のメッセージが込められているという点が、大きな見どころだと思います。共感してくれる部分がきっとあると思います。

 10代〜20代には、自分が40代になったらああいう人生を送りたいなと思える希望のメッセージになるでしょう。最も重要なのは、このドラマをご覧になったら友達が恋しくなるという部分だと思います。


ー今後の活動について決まっていることや、今後の目標ですとか、日本のファンの方へメッセージをお願いします。

 いま韓国で「三銃士」というミュージカルをやっています。ミュージカルは初挑戦です。自分に対して新しい変化を見出したかったからなんです。8月には「三銃士」の東京公演があると聞いています。たくさんの方々に足を運んでいただけたらうれしいです。

 そして「紳士の品格」もたくさん愛されて、 また日本に来てご挨拶できる機会が増えたらいいなと思います。僕は(韓国では)42歳ですが、いつでも今がスタートだという気持ちで頑張って活動して行きたいと思っています。

 ありがとうございました。


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ここで、ファンミーティング直前の記者会見が終わります。
ここからは再度、インタビューに戻ります。


ー今日はお話ありがとうございました。ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

 We Love K ファミリーの皆さん、 お久しぶりです。キム・ミンジョンです。この番組で一緒に過ごした時間はいかがでしたか?皆さんとこのようにお会いできる時間をもっと増やしていきたいです。

 8月にはミュージカル「三銃士」でまた皆さんにご挨拶できそうです。ずっとお元気で。皆様のお幸せをお祈りしています。「三銃士」のほうも、よろしくお願いします。ありがとうございました。