イ・シヨン独占インタビュー(2013/3/6配信)

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イ・シヨン ーパク・ヨンソン作家の作品は主人公の名前がいつも同じですよね?名前の由来や変えない理由等をご存知ですか?

 名前が変わらないっていいなぁと思っていました。だから一度伺ってみたんです。私も理由を知りたくてご本人に聞いたところ、簡単に一言で「ただその名前が好きだから」と言われました。だからそれ以上は聞きませんでした。あの名前に愛着があるんだと思います。全部の作品にいつもあの名前を使っているわけではないですが、多くの作品にウンジェとムヨルという役名が使われていますよね。次回作にも、ウンジェとムヨルが出てくるのではと思っています。


ードラマでお気に入りのシーンとその理由を教えて下さい。

 お気に入りのシーンはいっぱいあります。ムヨルがウンジェの家に来て隠れているシーンがあるんですが、その家の中で繰り広げられるシーンが面白かったです。それからジョンヒが登場してからのシーンですね。私の役はSPなのでいつもムヨルを視野に入れておかねければなりません。後半のウンジェはそのせいで、悲しい気持ちになってしまうけど、前半はジョンヒの後をついて行って嫉妬しますよね。ジェシカさんもとても面白がっていました。後からついて行くシーンをです。ドンウクさんも面白がっていました。

 具体的なエピソードだと、私がムヨルを叩くシーンが意外と多いんです。力の調節がうまく出来なくて、ドンウクさんが本当に痛がっていました。シヨンとはもう一緒にやれないと言われました。それから私が笑いをこらえきれなくて、笑ってばかりいました。

 でも、それが続けばスタッフさんもイライラしてきますよね。私はその状況にもっと笑ってしまったんです。いま笑ったらいけない状況だと思うと余計にこらえきれなくなって、監督に「壁に向かって5分間手を上げて立ってろ」と言われたこともあります。

 コミカルなシーンを撮るときに一番エピソードが多かったと思います。


ードラマが大好評でしたが、予想していましたか?またその理由は何だと思いますか?

 台本を見た時、ウンジェが本当に愛らしいと思って、私がウンジェを気に入ってしまったんです。私にきちんと表現できるか分からないけど、台本通りに演じたら、皆さんから愛されるキャラクターになると感じました。とても愛らしい女の子だからです。でも私は未熟なので、すべて台本通りには演じられなかったかもしれません。

 またこのドラマは作家さんの特性もあって、ウンジェの感情を中心にドラマが展開します。だから私が未熟であっても見ている人はウンジェにどんどん感情移入できて、それで好評だったんだと思います。ドラマ自体にも面白い要素がたくさんあったので、それで、このドラマが気に入ったという方もいると思います。私もうれしくて元気が出ましたね。


ーロマンティックなコメディなのにキスシーンが少なかったですね。それ以外にも他のドラマとの違いや異なる見どころはありますか?

 撮影が進んでいる時ファンの間で二人には、そういうシーンが足りないって言われていました。でも、私はそれでいいと思っていました。もちろん、ラブラインが速く出てきた方が深く没頭できるし、視聴率もアップすると思いますが、作家さんも電話で「これでも多いと思うけど」と言うくらいだったんです。

 最初からラブラインを純粋な軽いキス程度に考えていたようです。それも悪くないと私も思っていました。ドラマを見ている人は残念と思ったかもしれませんが、私達はこれぐらいがちょうどいいと思っていました。


ー最期のキスシーンは監督からの指示ですか?二人のアイディアですか?ムヨルのアドリブですか?

 あのシーンは全員の考えが一致したんです。ウンジェのはどうアプローチしたらいいか分からなくて、愛にとても不器用です。ムヨルの気持ちを知って前向きにはなるけれども、作家さんもドンウクさんと私で話し合った時、濃厚なキスシーンはウンジェには似合わない軽いチューくらいがいいんじゃないかって、作家さんが最初にそう言って私たちもそれに賛成しました。

 監督もウンジェとムヨルにお似合いのラブシーンだと言ってくれて、できるだけ純粋に可愛らしく見えるようにしました。


ープールのシーンは寒くて大変でしたか?撮影時間はどのくらいかかりましたか?

 私は「寒い」とはとても言えない状況でした。とても寒い時期の撮影でしたが、私はSP役で元気な男の子のイメージだから、設定上問題ないと思ってたくさん厚着していたんですね。でもムヨルやジョンヒは薄着だったんです。だから、私が「寒い」って言ったら怒られちゃって、「黙ってて」「ジャンパー着てるのに寒いって言うな」って言われちゃいました。

 プールに落ちるシーンでは、全員が濡れて寒い思いをしましたね。あそこは上がガラスになっていたので、日が昇る前に撮り終えなければならず、でも撮影は一日しか与えられなくて皆さん緊張していましたね。日没と同時に撮影を開始して日の出後も少し撮影しました。朝日をできるだけ遮りながらです。


ーそんなに長くかかったんですね。トータルで6時間くらいでしょうか?

 いいえ12時間くらいかかりました。冬だったので、日没の午後5時ごろから、朝の6時までずっと撮ってたんですよ。


ー放送終了後にファンとの交流の場を自ら設けた理由は何ですか?ベールに包まれていて、日本のファンは知らないのでその日のことを教えてください。

 パク・ヨンソン作家のドラマの特徴だと思いますが、彼女のドラマは主人公の二人だけでストーリーが展開するわけではないんです。小さな役の人も含め、皆が主人公なんですね。それぞれのストーリーがあって、その中でウンジェとムヨルが比較的大きく扱われるだけなんです。だから他の作家さんの作品よりもマニア的なファンが多いんだと思います。

 この特徴は「乱暴(ワイルド)なロマンス」でも同じでした。ドンア役のイム・ジュウンさんは、インターネットで積極的にファンとコミュニケーションしていて、私にも教えてくれたんです。「乱暴(ワイルド)なロマンス」のコミュニティがあって、とても面白いってジュウンさんに教えてもらってサイトを見てみたら、ジュウンさんも私もサイトの人も皆ハマってしまったんです。

 これも「乱暴(ワイルド)なロマンス」の撮影の思い出でありプレゼントですね。とても楽しかったんですよ。終了後は皆さんも私も名残惜しくて「会いましょう」って軽い気持ちで言っていんですが、私から「本当に会いましょう!」と呼びかけて「日付けはサイトの皆さんで決めてください」

 「私が場所を決めるから」ということで会ったんですが、実際に会ってみたら雰囲気がぎこちなくって…ネット上では言いたいことを気軽に語り合い、冗談も出たりしてたんですけど、いざ実際に会ってみたらお互いに話しづらくて、でも結局その日はおしゃべりで夜を明かしました。本当です。

 シークレットイベントじゃなかったので、たくさんの人が来てくれました。最初は形式的な質問ばかりでした。質問状の内容に答えて写真を撮っているだけでしたが、場所を変えて皆でいろいろな話をしているうちに、場所を変えて皆でいろいろな話をしているうちに、朝になっていたんです。

 それで、そろそろ帰ろうってそれぞれ家路につきました。その後も連絡を取り合っていて、夏には一緒に遠足にも行きました。初めて話す事実ですけど一緒に遠足に行ってゲームや水上スポーツで楽しい時間を過ごしたんですよ。

 毎年やろうか?!なんて話も出ています。


ー事前に知っていたら、映像を撮りに行ったのに残念です。

 ドラマに出演できることは私にとって大きな幸運ですが、ドラマを通じて出会えた人々も、また素晴らしい贈り物だと思うんですよね。色々なことに感謝したくなる、そんな作品でした。


ー参加されたファンの皆さんがうらやましいです。日本でもそんな機会があったらいいのに…と思いました。

 そのためには、日本語を猛勉強しないといけませんね。


ー機会があったら私たちで企画してみます。日本のファンにメッセージをお願いします。

 「乱暴(ワイルド)なロマンス」を愛してくれている皆さん、このドラマを通じてこうして皆さんに挨拶するのは初めてですね。「乱暴(ワイルド)なロマンス」をもっと愛してください。そして他の作品でもまた皆さんとお会いできるように頑張りたいと思います。見守っていてください。ありがとうございました。