ナムグン・ミン来日インタビュー(2013/2/27配信)

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ナムグン・ミン ーこんちは

 こんには。ナムグン・ミンです。お会いできてうれしいです。


ーようこそいらっしゃいました。日本は寒くないですか?

 とても暖かいですね。


ーそうですか、韓国はものすごく寒いんですよね?

 韓国はすごい寒さですよ。


ーこれまでも日本に何度か来たことがありますか?

 プライベートで来たことはなくて、撮影やファンミーティングなど仕事での来日ばかりでした。


ーそうだったんですね。日本のファンには、ドラマ「私の心が聞こえる?」が大好評で、私も全部見たんですよ。

 本当ですか?ありがとうございます。


ー心温まる作品で、素晴らしい演技でしたが、この作品はナムグン・ミンさんにとって、どのような思い出として残っていますか?

 演技で訴える部分がたくさんあった作品でした。子どものマルがチャン・ジュナとなって信じていた養母に裏切られるなど、感情の動きがとても複雑で演技もいろいろな演技が求められた作品でしたね。


ー野心を持ちながらも、心の温かい人物でしたが、感情の動きが複雑なので、こうした2つの側面を同時に演技するのは大変じゃなかったですか?

 2つの側面を分けて考えていたのではなく、役柄の一部分なので感情の動きにゆっくりついて行って、その人物になってしまえば素直に演じられるので、特に大変ではありませんでした。でも怒ったり泣いたりするシーンが多かったので、


ーたくさんありましたよね

 体力的に大変でしたね。ずっと怒っているシーンを撮り続けなければならなかったりで、めまいがしたりして体力的にはちょっときつかったです。


ーご本人の性格は感情をあらわにする方ですか?

 自分ではわかりません。あのドラマの役よりは明るいほうだと思います。明るくふざけてみたりもするし


ードラマの中ではシリアスな役でしたよね

 かなりシリアスでした


ージュナ兄さん、マル兄さん役でしたよね

 笑うシーンがほとんどないドラマで、そこは残念でしたが、最後には笑顔になれました。


ー一番思い出に残っているシーンや心に残るシーンはありますか?

 主観的な判断になってしまいますが、養母が自分を裏切ったという事実を知って、手錠をはめられて連れて行かれる直前に養母の姿を発見してにらむシーンがあります。演じた時はこの感情で合っているのか?と思ったんです。いつも演じ終わった後は、いい演技だったとかこれで良かったんだとか感じるんですが、あのシーンを撮った後はあれで良かったのか?って迷いがあったんです。

 でも映像を実際に見たら、あれで合ってたんだと思えたので、そのシーンが思い出に残っていますね。僕は自分のドラマをよくモニタリングするほうで、昔の作品も見返しながら自分の演技の問題点や未熟な点、逆に新鮮な演技で良かった点について確認したりするんですが、最近もまた見返したんです。

 ウリにイヤフォンをつけてあげて耳をふさいで聞こえないようにして「兄にもなれないし、君をどうしたらいいんだ」という台詞のシーンがありましたが、その場面も思い出に残っています。


ー胸がジーンとしました。見ている人たちもジーンと来たと思います。

 改めて見てもっとジーンとしましたね。あの時は役柄を演じていたせいで客観的には見れなかったのですが、あのシーンはただのワンシーンかとあの時は思ったのに、改めて見てジーンとするいいシーンだなと思いましたね。


ーそうなんですね。韓国のドラマ撮影現場は過酷ですよね?健康管理はどのようにしていましたか?

 健康管理は特にしてなかったですね。


ー本当ですか?!

 はい、健康を管理する時間もなかったですしね。でもよく寝るように努力しました。睡眠時間があまりなかったからです。撮影現場はピョンガン植物園という所で、ソウルから離れた場所だったんですね。移動だけで時間がかなり取られるので、近くのペンションでドラマチームと食材を共にしました。合宿みたいな気分でした。


ー楽しそうですね

 楽しいと思う時間もなかったですね。早く寝るように心がけていたので、そこは心残りでした。


ードラマ「私の心が聞こえる」の中で日本のファンの皆さんに特に見てほしいのはどこですか?

 まず家族愛を描いたドラマなので、心温まる部分を見てほしいです。それから…画面では大げさな表現よりも、抒情的な映像を監督を追求していたので、そこも見てほしいです。僕個人としては冒頭から最後まで感情の細かな起伏が続くので、その部分もぜひ注目して見てもらえるとうれしいです。


ー現在は、他のドラマにご出演中で多忙なところを来日されました。東京に来て気分はどうですか?

 楽しいです!


ーそれはよかった!

 近い国なのに異国的な雰囲気もあり、日本の人は韓国人に似ているけど、少しどこか違うのでそこもいいですね。そして日本は、とてもきれいに整理整頓されているイメージでそこもいいと思います。到着直後は旅行に来た気分でしたが、インタビューがずっと続いているので、どうやら旅行ではなかったようです。


ー旅行でも日本に来てみたいですか?日本のどこに行きたいですか?

 日本だと…ここは渋谷?


ー渋谷です

 渋谷って地名はいつも耳にするんですけど、実は渋谷がどこにあるのかよくわかっていません。有名な街だそうですが、もっと具体的によく知りたいですね。日本でもここはこういう場所だっていう基本的な情報をまずは押さえたいです。いつも旅行ではなく、仕事での来日なので、仕事してすぐに帰国するのでいつもゆっくりできないんです。来日回数は多いですが、回数に比べると聞いたことのある地名くらいしかよく知らなくて、渋谷とか


ー新宿とか

 今日もここでずっとインタビューを受けていて、ホテルの窓から外を眺めるくらいしかできてないので、ちょっと残念ですね。


ーリュック姿で観光できたらいいですね

 そうしたいですね。


ー日本食で好きなものは何ですか?

 僕は…


ー来日したら必ず食べるものは?

 麺類って食べ過ぎると健康にはあまりよくないって言いますよね。でも僕は麺類が好きなんです。パンとかラーメンとかが大好きで、自分が心配です。


ーでは日本に来るとパンやラーメンを食べに行ったりするんですか?

 はい


ーそうですか。日本の好きな映画やドラマ作品はありますか?

 最近韓国でリメイクされた「容疑者X」の原作である、「容疑者Xの献身」という映画です。天才数学者と天才捜査官が出てきて、愛する人が誰かを殺してしまい彼女を守ろうとする内容です。ストーリーがよく組み立てられていてどんでん返しもありつつ、ラブストーリーの側面もあって、見終わった後、とてもいい映画だなと思いましたが、韓国でもリメイクされたんです。


ーそういう作品もナムグン・ミンさんにピッタリですね。奇想天外で天才的な役柄もお似合いだと思います。

 やってみたいですね。


ーたくさんの作品に出演されていますが、これからやってみたい役はありますか?

 僕は役が与えられれば、それに自分を合わせていけるんです。だから特にこの役をやってみたいというのはないですね。でも愛が叶う役をやってみたいです。いつも後ろでずっと見守っている役ばかりで、ストーカーってわけじゃないのに、見守るだけで終わってしまうので…


ー愛が成就する役ってことですね。実際の恋愛でもそうなんですか?とてもやさしいお兄さんのイメージですよね?普段のナムグン・ミンさんも温かくて情が深くて後ろで見守っている、そんなイメージそのものなんでしょうか?

 僕は後ろで見守ったりはしないと思います。僕は誰かを好きになったら…


ーどんなタイプになりますか?

 はっきり伝えるタイプです。この人とお付き合いしたいほど好きなんだという気持ちが固まったら、正直に飾ることなく本人に伝えるタイプです。自分を好きになってもらえるように働きかけるのではなく、まずは自分の気持ちを素直にこちらから伝えます。結果はさておき「これが僕の気持ちです」って、こういう表現が適切かわかりませんが、正々堂々と自分の気持ちを伝えますね。愛を勝ち取るためにテクニックを使ったりはしないです。


ーそうですか、ステキですね!

 でもうまくいかないですね。恋愛にはテクニックが必要みたいです。


ーそうですね…難しいですね。

 はい、難しいです。


ーここまでドラマ「私の心が聞こえる?」について、ナムグン・ミンさんとお話してきましたが、見どころとファンの皆さんに最後にメッセージをお願いします。

 皆さん「私の心が聞こえる?」を楽しくご覧ください。マルの感情の変化に注目するのも面白いですし、美しい風景と抒情的な映像も楽しめる作品です。たくさんの方々に見て欲しいドラマなので、よろしくお願いします。ありがとうございました。