キム・ジェウォン独占インタビュー(2012/9/13配信)

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ユナ(少女時代) こんにちは、キム・ジェウォンです。


ーとてもハンサムでびっくりしました。

 ハンナさんもお綺麗です。


ーありがとうございます。なんだか恥ずかしいですかね。

 いえいえ、そんな。


ーWeLoveKでささやかながらプレゼントをご用意しました。

 なんですか?


ーこちらは、日本酒です

 日本酒ですか…


ーつい先ほど聞いたんですが、実はお酒を辞められたとか…

 ええ、もうお酒は飲まないんですよ。どうしましょう。


ーそれじゃあ、お料理で使っていただければ

 ありがとうございます。頂きます。


ーこちらこそ宜しくお願いいたします。

 僕は何も用意していませんが。


ーお気持ちだけ頂きます。

 宜しければ、このマイクでも…


ーありがとうございます。来日されて、あいにく今日はあまりいい天気ではありませんが、お久しぶりの来日になりますか?

 はい、一年ぶりになります。


ー一年ぶりに来日されていかがですか?明日はファンミーティングも控えてますので、今回の来日は特別な思いがあると思いますが。

 そうですね。一年ぶりの来日で何といいますか、幼い頃に住んでいた町を離れ、引っ越したあとで、時間が経ってから、その場所を再度訪れた時の気持ちですかね。あの時覚えていた場所の感じと環境的な部分が一年前とすっかり変わっていました。横浜にも何度か来ています。


ー何度かいらっしゃいましたか。

 当時の天気や覚えていることからしても、久々に来て良い気分です。


ー続いて、ドラマについてお伺いします。8月より新しい作品に出演されますが、「メイクイーン」という作品では、冷淡でシニカルなキャラクターだと伺いました。私は、あまり想像がつきません。キム・ジェウォンさんといえば、いつも優しくて彼氏にしたい男性というイメージが強いですが、役柄について教えてください。

 カン・サンという役で男らしいキャラクターです。前作でも男らしい部分はありましたが、今回の作品ではワイルドな感じでより男らしい部分が強調されています。


ー毎回、新しい役柄に挑戦されていますが、キム・ジェウォンさんにとって演技とはどのような存在ですか?

 僕にとって演技とは、ただの職業です。僕が選んだ職業。人はみんな社会人になってそれぞれの職業に就きます。僕は俳優という職業が特別なものだと考えたことはありません。演じることが僕の仕事の一つの職業にすぎないと思っています。

 一度も俳優だから特別であるとか、より優れているとか、公人だという言葉に捕らえられて生活したことはありません。ただ僕の仕事が俳優なだけであって、ある意味サービス業の業種にくくられますので、人々に嬉しさや悲しみといった喜怒哀楽を提供できる職業であると考えています。

 より質の高いご満足頂けるサービスに向けて日々演技のことを考え、皆さんが共感する演技が出来る事こそ、良いサービスだと言えますよね。自分がどれだけ良いサービスが出来るか考える事が僕にとっての演技です。


ー今までにない斬新なお話ですね。

 斬新ですよね。


ーキム・ジェウォンさんが演じた「私の心が聞こえるの?」のチャ・ドンジュという役にどのような思いがありますか?

 そうですね、チャ・ドンジュ役は僕が16作、17作目に演じた役です。この役は僕にとって特別な意味があります。実は20話作のドラマに初めて主演した時、僕の相手役だったのが日本人女優のユミン(笛木優子)さんでした。


ーええ、覚えています。

 その時、僕の役名がウリでした。それで、ドラマの名前も「ウリの家」でした。また、共演した相手役が聴覚障害を持つ身体障害者でした。「私の心が聞こえるの?」で僕はチャ・ドンジュ役でしたが、このドラマでの相手役の役名がウリでした。


ーすごく不思議な偶然ですね。

 そう。ボン・ウリ。ええ、とても不思議です。あのドラマでは純粋な大学生役でしたが、障害のことや精神的な部分、そして環境を乗り越えて、純粋な恋をする役を初主演として演じた作品です。

 兵役を終えて、俳優活動を再開した時、僕の俳優人生のターニングポイントといえる作品が偶然の重なりによって初主演を務めていた当時の気持ちを思い返させてくれました。それでまた昔を思い出しながら俳優として、このドラマの主演として、改めて再出発するという気持ちでした。これは不思議な縁に導かれるような感覚でした。


ー今、鳥肌がたちました。

 作品に関連性があります。なかなかないことだと思います。


ー本当ですね。

 一度は僕が好きだった女性が聴覚障害を持っていて、また今度は僕自身が聴覚障害を持っている。それからお互いの相手役の名前が一緒であるということが、一連のつながりがあってとても驚きました。


ー本当ですね。運命のように重なり合いましたね。「私の心が聞こえるの?」で特に印象に残っているシーンやエピソードがあれば教えてください。

 作品に関連性があります。一つの作品に取りかかると数ヶ月に及びスタッフとともに行動しますので、数多くのエピソードがあって印象に残っているものも多いです。色々と面白かったことがたくさんありました。

 台本をもらって、このシーンはどのように演出されるだろう。監督がどのように撮影されるのだろうと。映画のようにとても美しいシーンがありました。ボン・ウリがドンジュの聴覚障害に気付いた時のシーンでした。

 そのシーンは台本で受け取った時の感想はなんとも言えません。台本には文字しか書かれていませんが、ページを捲るたびに映像が流れるようでした。文章がそのまま映像として目の前に広がりました。そのシーンがとても印象に残っています。


ー今、お話を伺っていて、とても繊細な方だなと思いました。
 
 僕がですか?


ー日本で一番好きなものは何ですか?日本の食べ物や場所、映画など何でも結構です。好きなものと聞かれたとき一番最初に思い付くものは何ですか?

 今日また日本に来るとき感じたことですが、最初、飛行機の中で睡眠をとりました。着陸時、窓ガラス越しに入国する前の国の雰囲気を感じることができます。多くの人が飛行機で違う国を旅する際に乗っている飛行機が着陸するとき外を眺めますよね。

 この国は、どういう姿をしているか。どういう風景が広がっているのか。想像していたものを15インチ程度の窓ガラスを通して見た時、その風景が醸し出す印象はかなりインパクトがあります。今日着いた時も窓越しに見た日本は、相変わらずとてもきれいで精密な感じがしました。

 「シムシティ」という都市設計のゲームがありますが、まるでそれできれいに創り上げたような感じの上品な佇まいがありました。本来、全体像の図面を描いて、その中で一つ一つのバランスを考えて絵を完成させていきますが、

 そういうプロセスになっていないにもかかわらず、個人個人、一人一人、企業ごとが丁寧に建てたものが全体としてもまとまっている。それぞれの思い出成り立ったものが全体としては美しいものになり、この国を象徴する姿がシンプルに反映されているんだなと思いました。


ー素晴らしい表現です。普段、韓国から行き来している方々も感じていたことでしょうが、それを素晴らしい言葉で表現してくださいました。

 とんでもないことです。


ー日本のファンは、今後の日本での活動について期待していると思います。これからもっとお会いできることを楽しみにされていると思いますので、今後の計画について教えてください。

 まずはドラマ撮影に励みます。その作品が評価されてファンの皆さんと出演した作品について、このように直接お話が聞けるような時間が設けられればと思います。それから日本での活動も検討して、今後のことを色々と考えながら進めていきます。


ー私も期待しています。

 ありがとうございます。


ー最後にカメラに向かってファンの皆さんに一言お願いします。

 久しぶりにこのようにファンの皆さんとお会いできる機会があって、心から嬉しいです。とても幸せなことだと思います。久々に会う良い友だち、良い仲間として再会できることが楽しみです。8月より放送されている「メイクイーン」楽しみにしてください。皆さんがお元気で幸せにお過ごしになられますよう願っています。ありがとうございます。


ーありがとうございます。本日のインタビューはどれも心にしみじみと残る良い話でした。ありがとうございました。WeLoveKでサインを一枚お願いします。