キム・ジソクインタビュー!(2012/6/14配信)

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キム・ジソク ー日本語お上手ですね。

 これくらいはみんな話せます。


ー本当ですか。そんなことないです。

 そうですか。ありがとうございます。


ーお会いできて嬉しいです。

 こちらこそ。


ー兵役を終えて間もないですが、いかがお過ごしですか?

 除隊して2ヶ月経ちましたが、最初の1ヶ月はゆっくり休んで、旅行にも行ってプライベートな時間を過ごしました。それから1ヶ月は映画の撮影をしています。


ー1ヶ月ゆっくり休んで作品に入って、それから来日されたんですね。

 はい。来ました。ちょうど今朝まで撮影を行いました。


ーそうですか。今日来日されたんですね。

 はい。先ほど着いたばかりです。


ー来日していかがですか?お久しぶりですよね。

 はい。久しぶりです。今回で5回目ですが、中でも今日は最も晴れていて、空港に着いた時、とても気持ちよかったです。


ー今日は蒸し暑いぐらい良い天気ですね。除隊式の時、とても印象に残ったのが「まず、日本のファンの皆さんに会いに行きます」とお話されていたことで、実際にその約束を守られましたが、このことをずっと心の中で考えていましたか?

 もちろんです。僕が兵役している間、ずっと僕のことを待ってくださった日本のファンの皆さんへの感謝の気持ちがありました。僕のために韓国語を学んで未熟ながらも韓国語で手紙を書いてくださったことがとても感動でした。除隊したら、必ず日本に行って感謝の気持ちを伝えようと思っていました。


ー入隊していた時、最も印象に残る日本のファンはいますか?

 僕は多いです。


ー多いですよね。

 お名前は出せませんが、中には軍隊のイベントが開催されるたびに会いにきてくださった方がいました。その方から航空会社でゴールドメンバーになったと。


ー往復していて?

 そういうふうに言われたことが印象に残ります。


ーそうなんですね。除隊式でも日本のファンが多かったですよね。

 はい。正直、韓国のファンより日本のファンの方が多くきてくださって感動しました。海外から会いにくるのは大変なことだと思いますが、とても心強いです。


ー日本のファンに対するイメージはいかがですか?

 日本のファンの方は、少しデリケートな話だと思いますが、韓国のファン文化とは大きく違うように感じます。日本の方々は一度好きになると一途で応援してくださいます。また、最初はドラマの役柄に惹かれて、その役を演じた役者のことが好きになるようです。

 韓国はその俳優のことが好きで、その役者が出演した作品の役柄も好きになる感じです。日本の方は作品の中での役を好きになってくださるので、格別な感じです。


ー入隊してから長い間、演技活動にブランクがありましたが、その間、どのように過ごしましたか?

 2年間ですか。


ー兵役していた2年間、どのような生活を送ったのか気になります。
 
 兵役している間、僕は広報支援隊(芸能隊)というところにいました。社会で芸能活動をしていた人たちが集まり、軍を広報する広報支援隊があって、そこでラジオの司会や軍のテレビ放送局で司会に務めました。プロのアナウンサー並みの司会に務めるなど色々活動しました。


ー今後、演技だけでなく司会としても活躍されるのも良いですね。

 そうですね。それで僕の先任であるイ・ドンウクさんがバラエティ番組の「カンシンジャン」で司会をやっているように、みんなが軍隊で経験したことを生かしていますね。


ージソクさんもそのような意向はありますか

 僕は兵役を終えたばかりなので、まずは俳優としての活動をしてからいつか他の分野も視野に入れます。


ー期待しています。

 できればラジオをやってみたいです。


ーラジオは魅力的ですよね。

 面白いです。


ー声が良いので、ラジオ向けだと思いますよ。
 
 僕はハスキーボイスですので…


ー深夜ラジオはいかが?

 いいえ、いいえ。ラジオDJとしてではなくゲストとして。ゲストの場合、負担が少ないです。無謀なこともできますし。


ー準備することも少ないですしね。

 まとめることもDJに任せますので。


ー現在、映画やドラマの撮影をされていますが、それぞれどんな作品なのかご紹介お願いします。

 始めて挑戦するジャンルでホラー映画です。ある山奥の山荘の地下室で、僕と女性二人が記憶を失った状態で目を覚まします。なぜそこにいたのかを推理していくスリラーホラー映画です。幽霊が出てきて血が散乱するようなホラー映画ではなく、人の心理を描いていくものです。

 後3週間で映画がクランクアップします。こちらが終わったら「ロマンスが必要 シーズン2」というドラマに、俳優のイ・ジンウクさんと女優のチョン・ユミさんと共演します。アジア版の「SEX and the CITY」といえる作品です。


ー面白そうですね。

 ドラマのシーズン1が日本でとても好評を頂いたようです。そのため続きを既に待望んでいる方も多いようで、僕も楽しみです。


ーそうですか。久々の撮影はいかがですか?

 とても幸せです。現場がとても楽しくて幸せです。入隊前は撮影を当たり前に思っていました。現場に行ったら台詞を覚えて、あの当時なりに頑張って仕事をこなしていましたが、今のような切実さはなかった気がします。

 2年間現場を離れてみて、この仕事がどれだけ自分に必要で大事なものであるのか。また、仕事をしていると幸せな気持ちに満ちていることに気付きました。撮影は大変で疲れることもありますが、それでも楽しくてもっと頑張ろうという気持ちになります。


ーその良さが出て良い作品が…

 そうですね。


ー皆さん期待されていると思います。久々の来日だと思いますが、日本に来たら必ず行く場所や食べるものはありますか?

 当然、日本食ですよね。


ーどんなものがお好きですか?

 僕もみんなと同じでお寿司とすき焼きと、まだ一度も和牛を食べたことがないです。


ーそうなんですか。

 はい、和牛を食べてみたいです。


ー和牛?じゃあ、神戸に行かないと。

 えっ、神戸でしか食べられないんですか?


ーこの近くにもおいしいお店があります。

 みんな、聞こえたよね。


ー後でお店教えますね。

 はい、ありがとうございます。


ー今後の予定についてファンの方がとても気になっていると思います。私の個人的にすごく楽しみです。日本での活動は視野に入れてらっしゃいますか?

 日本での活動を考えてないはずありませんよ。呼んでくだされば、いつでもいきます。


ー本当ですか?
 
 もちろんです。


ー日本にきてくれますか?

 もちろんです。


ー私のほうでお呼びしましょうか。
 
 僕はありがたいです。


ーWeLoveKでラブコールを…

 ぜひ、お声掛けください!


ー多忙なスケジュールだと思いますが、今後の予定を教えてください。

 今撮影しているホラー映画「ふたつの月」は、7月12日に封切りになります。映画が上映される頃には、「ロマンスが必要、シーズン2」も韓国にて放送される予定です。それが終われば、また別の番組でミニドラマを予定していて、恐らく10月まではドラマや映画を通して皆さんにお会いできると思います。


ーご活躍を期待しています。WeLoveKでファンの皆さんにいくつか質問を頂きました。

 そうですか。


ーその中でいくつか面白い質問をお伺いします。

 全部聞いてもいいですよ。


ーまず、1つ目は、ドラマでは優しくてとても純情な役柄が多かったですが、実際の性格はどうですか?日本のファンからの質問です。

 これは、否定することをとても期待しての質問のようですが、質問は女性に対しての性格のことでしょうか?


ー女性に対してのことが気になりますね。

 そうですね。色んな姿があると思います。常に優しくして気を配るより、友達のように気さくで落ち着ける関係が好きです。常に彼女にとって優しいだけだと、面白みがないと思います。ある程度恋愛において男女の間には緊張感も必要だと思います。


ーわざと意地悪したり…

 いや、わざと意地悪はしないです。ある程度少しの緊張感は…。


ー2つ目の質問です。稼いだお金は何に使いますか?

 稼いだお金ですか…。


ー稼いだお金はどういうところに使いますかという質問ですね。

 すごく、すごくデリケートな質問ですね。いいですね。貯蓄しています。貯金して僕の家を持ちたいです。服や車に対する物欲はないですが、家に対する物欲はありますね。


ーそうですか。

 なぜかというと、20歳の時から両親にお小遣いをもらわず、また僕の自立心を育てるために家から追い出されました。当時、僕はなんの準備もなく家から追い出されて生活をしていたので、いつも住む場所に困りました。なので、いつかお金をたくさん稼いだら、まずは家を買って。それから財テクに興味があります。


ーとても意外です。

 意外ですか?


ーそういうことは全く気にしていないイメージがあります。

 そんなことないですね。財テクには関心があるんですが、あまり知らないんです。


ーそうですか。

 周りの話に流されやすくて。


ーそういうのに得意な女性に出会えるといいですね。

 そうですね。女性でも男性でも誰でも歓迎します。


ー誰でもですね。3つ目の質問です。今まで演じた役の中で、最もジソクさんの性格と似ている役はどの役ですか?

 もっとも性格に近い役ですね。恐らく、初めて日本に紹介されたドラマ「憎くても、可愛くても」のカン・ベクホ役が、そのままとは言いませんが、常にポジティブに考える所が似ています。また、年上の方に僕から話すのは照れくさいのですが。


ー愛されるタイプ

 結構照れますね。年上の方と気が合うみたいです。人によっては、同じ行動をしても感じ方がそれぞれあると思いますが、僕の場合、可愛がってもらっているので、恥ずかしいですね。


ーカン・ベクホ役と近いというのはとても嬉しい話ですね。私はカン・ベクホのキャラクターがとても好きでした。そんな男性が実在したらどんなに良いだろうと思っていましたが、まさにここにいました。

 はい、ここにいます。


ーファンの方も喜びますね。ファンからの最後の質問です。兵役前と後で最も大きく変わった部分について教えてくださいとの質問です。

 たくさんあります。韓国男児で兵役を経験した人であれば、誰もが共感することだと思います。まず、兵役を経験すると男の人はパソコンに例えるとリセットされます。食習慣が変わって、規則正しい生活習慣になって、親孝行について考えて、周りの人々に対する考え方の基準も変わります。

 兵役中に会ってくれたかくれなかったかなど、友情関係が大きく変わります。ある意味大人になる部分もあれば、細かいことを気にするようになりますね。


ーそしたら、夢や今後の目標も変わりましたか?

 そうですね。今まで僕が当たり前だと思っていたことが実はそうではないことに気付きました。俳優として今まで良い作品に出会って演技が支持され、ファンの方に好評を頂いたのは、僕の頑張りや、良い環境に恵まれたからだと思っていました。

 しかし、それは間違いで、ファンの方がいてこそ俳優としての僕が存在していることに気付きました。それで感謝の気持ちを伝えたくて日本に来ました。当たり前だと考えていたことが皆さんのおかげで成り立っていることを思い知ることができました。兵役していた2年は謙虚になれる時間が過ごせました。

 また、兵役していた部隊が広報支援隊(芸能隊)であったため、多くの芸能人と2年間共に生活ができるという、なかなか経験できない時間が過ごせて、演技以外の部分でも多くのことを学びました。


ー本日は長い時間、多くのことを語って頂きありがとうございます。最後に、いつもお願いしている締めのフレーズをお願いします!