オ・ヨンスインタビュー(2012/4/5配信)

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オ・ヨンス  私が出演した新作「階伯」を応援してください。


ー「階伯」に出演しようと思ったきっかけは?

 最終的な決め手は脚本家のチョン・ヒョンスさんが最初に脚本を見せてくれました。出演するつもりでしたが、いろいろな理由からお断りしたんです。それから1ヶ月後くらいですかね、制作者と監督、そしてチョンさんがまた頼みにいらしたので出ることになりました。


ーチョンさんに見込まれてるんですね。

 「朱蒙」の時から親しかったので、来てくれたんでしょう。いろいろと、私が出した条件を聞いてくださったので、出演することになりました。


ーチョンさんと監督は「朱蒙」の時も一緒でしたね。2人の演出の仕方というか脚本の魅力は何ですか?

 チョンさんは「朱蒙」も「チェオクの剣」の時もセリフが面白かったです。私好みのセリフが多く出てきます。本作のサテク妃は役柄上少なかったですが、脚本そのものを見てみると好きな作品でした。

 監督は時代劇を数多く演出しているので、とても手際よくどんどん撮っていくんです。迷ったり、脚本についてあれこれと悩んだりはしません。とても信頼できる監督です。


ームジン役のチャ・インピョさんの奥様と仲が良いと伺っています。インピョさんがムジン役だと聞いた時、どう思いましたか?また彼の奥様は何と?

 彼はとても仲の良い私の先輩のご主人で、家に遊びに行くとよく会っていたんです。そんな人と共演するのは何と言うか嫌というか照れ臭かったです。知らない人とのほうがいいです。

 私生活で仲良くしてる彼に思いを寄せる設定だったので、最初は恥ずかしかったです。でも次第にそれもなくなり、楽しく撮影できました。どんなシーンを撮るか先輩に電話すると“楽しく熱いラブシーンを撮りなさい”って…そんな話もしました。


ーインピョさんは満足そうでした?

 彼はとても人見知りで知り合ってもう10年以上経つのに、いまだに敬語ですし気を使ってくれるんです。だから近寄るのが難しいそんな人です。


ームジンも無愛想で感情を表に出しませんよね。

 はいよく似ています。


ーインピョさんは家庭を大事にすると有名ですが、ムジンは家庭よりも王や王妃を大事にしました。彼のような男をどう思いますか?

 ムジンはとても魅力的だと思います。素直に気持ちを表現しない人です。サテク妃が悪いことをするのを目にして、彼女を嫌いになるような性格です。男としてもカッコいいと思います。


ー家庭よりも仕事を大事にするような男性がいるとします。ヨンスさんが独身だとして、恋人がそんな人だったら許せると思いますか?

 どうかしら…?仕事がいい加減な人には魅力を感じません。ある程度両立できる人がいいです。


ー韓国は時代劇が多くて人気もありますよね。どの時代の話が好きですか?外国の歴史や時代劇に興味があったり、見たりしますか?

 最近日本で制作された時代劇を見始めました。「江〜姫たちの戦国〜」という“江”と書いて“ごう”と読みます。


ー女性が主人公の…

 それを見始めました。6話まで見たので今後その続きを見ます。なぜ日本で韓国の時代劇が人気なのか気になり、韓国人の私も日本の時代劇を見始めました。比較するためにね。


ーどうでした?

 私は日本の歴史を日本の方々は韓国の歴史をよく知りませんよね。歴史ではなく内容を見てるんです。内容自体をね。私もそうやって見ています。だからそれほど難しくないです。今も昔も人間関係の物語ですので、見始めれば面白いですよ。


ー時代劇と現代劇のいい点と難しい点。それから演じてみたい歴史上の人物はいますか?

 時代劇は現代劇よりかなり体力が要ると思います。時代劇を撮り終えると二度とやるまいと思います。でも、またやるのを見ると魅力的なんでしょうね。着物を着て、かつらをかぶり、宮殿に座っていると、昔ここで暮らしていたのではないかと思ってしまいます。
 
 そんなことを考えるのも好きだから女優を続けてるんでしょうね。確かに魅力はあります。ただロケ地が遠くにあるので、撮影をしに行くのに往復するのに時間がかかるのが難点ですが、魅力があるから続けてるんでしょうね。演じたい人物はありません。有名な人物は、何度もドラマになった作品は比較されるので、やってみたいとは思いません。


ー現代劇のいい点と難しい点は何ですか?

 現代劇は主にソウル市内で撮影しますよね。早く移動できるのがいいです。撮影が大変なのは全部同じです。徹夜で撮影したりしますしね、時代劇も現代劇も一緒です。でも現代劇のほうが楽です。


ーセリフについてはどうですか?

 時代劇は難しいです。現代劇では普通に話せばいいのですが、時代劇では聞いたこともない漢文のような言葉を話す場合もあります。ただ覚えるだけです。


ー撮影中に時間が空いた時は出演者の方とどんな話をしましたか?

 また撮影を通して一番仲良くなった人は?みんなで適当に雑談してましたね。そういう時間も少なかったです。スケジュールがきつくて、仲良くなった人はソン・ジヒョさんです。「朱蒙」の時から一緒に撮影してましたので、仲良くしています。


ーでは「朱蒙」の魅力と見どころを簡単に紹介してください。

 「朱蒙」はある将軍の話から始まります。その将軍がどのように国を守るのかを見せてくれるドラマです。外国の人たちには歴史的なことよりドラマとして見てもらえれば分かりやすいです。「階伯」は明るく楽しい時代劇でも、悲劇的な時代劇でもありません。あまり難しく考えずにドラマとして見ることができると思います。初めのほうに出てくる私を怖がらないでほしいです。


ー初めの部分がとても面白かったです。何と言うかインパクトがあって、とてもいいと思います。次の作品はもう決まっていますか?

 私は撮影が終わってもすぐ次の作品には行きません。ある程度準備してから次の作品に取りかかります。感覚がなくなるのが嫌いなんです。ある程度、私の中からサテク妃が抜けた頃に新しいキャラクターを演じようと思ってます。


ー役が抜けるまでの時間は?

 作品によります。長い時は抜けるまで数ヶ月かかる時もあります。逆に翌日抜ける時もあります。


ー役が抜けないというのはどういう感じですか?

 その人物のまま暮らしていくんです。


ー一番長くかかった作品は?

 「甘い人生」の時は数ヶ月かかりました。


ー本当に印象深い役でした。ありがとうございました。先程は“「階伯」を応援して”と言っていただきました。今度はヨンスさん自身のメッセージをお願いします。

 韓国のドラマに興味を持っていただき、ありがとうございます。演技する側の私たちは力が湧きます。韓国で愛されるのも大切ですが、外国で愛してもらえるのは本当にありがたいことです。これからも応援してください。楽しいドラマをお届けします。「階伯」を難しい時代劇だと思わないでください。ある自分のドラマとして見ていただければ、分かりやすいと思います。よろしくお願いします。


ーありがとうございました。最後にサインをお願いします。